ドイツの清掃機器のメーカー「ケルヒャー社」の日本法人、ケルヒャージャパンは、年末の大掃除シーズンを前に、見落としがちな汚れスポットである「ベランダ・バルコニーの清掃意識調査」を実施した。調査対象は全国の20歳以上の男女500名。調査期間は10月24日から10月28日。
自宅に「ベランダ・バルコニーがある」と回答した82.2%の人に、「ベランダ・バルコニーの床・壁の汚れは気になりますか?」と尋ねたところ、非常に気になる、どちらかと言えば気になると回答した人が73%におよんだ。
特に、「非常に気になる」の回答では、男性13.6%に対して、女性は25.9%と、生活の中でベランダ・バルコニーに出ることの多い主婦層が汚れを気にしていることが分かる。
「どのような汚れが気になりますか?」と、「汚れが気になる理由は?」と質問したところ、気になる汚れとしては「砂ぼこり」が約80%、「雨の跡」は約60%となった。
「砂ぼこり」は床だけでなく窓も汚れ、雨が降ればドロドロに固まり、また「雨の跡」も、黒ずんだ汚れになり見た目が悪く、洗濯物が汚れるという理由にもつながっていると考えられる。
また、鳥のフンや虫は「衛生的に悪そう」という回答が多く、「排出ガス」と回答したのは、東京、神奈川、大阪に集中していた。
なお、「ベランダ・バルコニーをキレイにしたい」と回答した人(女性94.1%、男性83.8%)に、「普段ベランダ・バルコニーの清掃をしますか?」と質問したところ、清掃をするのは「半年から年に1回」という人が41.6%、「しない」と言う回答も20.9%と、意識と行動に大きな違いが出た。