千葉興業銀行は19日、個人向けインターネットバンキング「ちば興銀ダイレクト」において、スマートフォン専用画面でのサービスを開始した。
スマートフォン専用画面で利用できる取引は、「残高照会」「入出金明細照会」「振込・振替」で、これ以外の取引はパソコンサイトに遷移しての取引が可能。
利用頻度が高い「残高照会」などの取引をスマートフォン向けに最適化した専用画面で提供することにより、操作性が向上し顧客の利便性が高まる。また、ワンタイムパスワード(※)を標準化したことで、セキュリティが向上し「なりすまし」や不正アクセスの防止につながるという。
(※)顧客のスマートフォン・携帯電話の画面上に表示された、一回限り有効な使い捨てのパスワードのことで、そのパスワードをインターネットバンキングのログイン画面に入力し本人確認を行う。同方式を現行の本人確認に加えることで、万が一、スパイウェアやフィッシングなどの犯罪行為により、オンライン上などで暗証番号などを不正に盗まれたとしても、60秒ごとに更新される「ワンタイムパスワード」の入力が必要となるため、第三者による不正取引防止に対する有効な対応策としている