女優の桐谷美玲が、NTTドコモのスマートフォン向け動画配信サービス・BeeTVで放送されるドラマ『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』(12月20日スタート)で主演を務めることが21日、明らかになった。
本作は、19人の男女がそれぞれの恋愛に問題を抱えながらも、クリスマスの夜をきっかけに少しずつ自分の気持ちに気づき、悩みながらも自分の幸せを見つけていく本格ラブコメ群像劇。恋人をつくらない女、勢いで離婚してしまった夫婦、不倫をやめるために新しい男を捜す女など、それぞれのラブストーリーが同時進行で描かれていく。2003年に英米合作映画として話題となった『ラブ・アクチュアリー』の日本版ともいえる構成となっている。
桐谷は、調剤薬局の処方箋配達人を勤める主人公・里穂で、どこか恋に前向きになれず、それでいて意外な過去のある男に惹かれていくという難しい役どころに挑戦。この主人公にはどこか共感できる部分があるようで、「里穂ちゃんは、恋愛に疲れてしまっている女性ですが"劇的な出会いにより成長できた"そういう恋をしたいなって思います。フィーリングがあって、一緒にいて居心地が良いっていうのは一番の理想です」と自身と里穂の恋愛観を重ねながら、理想の恋愛について語っている。また、クリスマスの思い出としては「昔からクリスマスは家族で過ごすのですが、実家の母がクリスマスが大好きで、飾りつけが豪勢でいろんなグッズを買ってきたり、それが一番楽しみでした。今年も実家に帰ったら、恒例行事を楽しみたいです」と話し、クリスマスは恋人と、というよりは家族と過ごす時間であることを明かしていた。
ロケでは桐谷と時間を共にすることが多かったという平山は、「カツ丼を食べて"おなかいっぱいだね"ってお店を出るシーンがあって、食べたくてしょうがなくて……このシーンの後、スタッフが準備している間に2人で本当にカツ丼をかきこんだのは印象的でしたね(笑)。それからその後のシーンに繋がったこともあり、面白かったです」と撮影中のエピソードを話した。
物語は、配達先の大手企業社長陣、山寺(中尾彬)、大西(津川雅彦)、杉原(石倉三郎)、宮下(六平直政)らに本当の娘のように可愛がられる里穂が、彼らからの息子や孫を見合いを紹介される毎日から始まる。ある日、山寺の息子の代理として紹介された岡島(平山浩行)に、今までの社長の息子たちとは違う魅力を感じ、里穂は惹かれていくことに。しかし、岡島には別れた恋人との間に子供がいて――という展開を迎え、これがどう純愛に繋がっていくのか、という過程も見どころとなる。
その他のキャストも矢田亜希子、岡田義徳、中村ゆり、鶴見辰吾と豪華俳優陣が名を連ねているほか、制作陣には『婚前特急』(2011年)を手がけた名コンビ、前田弘二と高田亮が担当。さらに、主題歌はレゲエアーティスト・leccaの「キラキラ」に決定し、豪華な面々が一同に会し、クリスマスシーズンに合致した恋愛ドラマとなっている。
ドコモのスマートフォン向けサービス「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」は、2011年よりスタートした定額制有料動画配信サービス。国内外の映画、ドラマ、アニメ、ライブ映像、ミュージックビデオ、BeeTVのオリジナルのドラマ、お笑い、バラエティ、マンガと約5,000以上の豊富なラインナップは、モバイル動画配信サービスの中で日本最大のタイトル提供数を誇っている。価格は定額525円で見放題。
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