マツダは20日、新型「アテンザ」を発売した。ボディはセダンとワゴンの2タイプがあり、価格はセダンとワゴンともに、2.0Lガソリンエンジン搭載車が250万円、2.5Lガソリンエンジン搭載車が300万円、2.2Lのディーゼンルエンジン搭載車が290万円から340万円。
新型アテンザは、同社の新世代技術「SKYACTIV」(スカイアクティブ)と新デザインテーマ「魂動」(こどう)を採用したフラッグシップモデル。4.0L V8ガソリンエンジン並みの最大トルク(420N・m)を発揮し、高速走行でも静粛性の高い新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」をはじめ、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」、豊かなトルクと優れた静粛性が特徴の新開発ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」の搭載車をラインナップしている。
また、同社独自のアイドリングストップ機構「i-stop」(アイ・ストップ)や減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」(アイ・イーループ)を全車に搭載。さらに、ミリ波レーダーやカメラなどによって障害物を検知し、自動ブレーキや車線はみ出し時の警報、AT車でのペダルの踏み間違いによる誤発進を防ぐシステムが機能する先進安全技術「i-ACTIVSENSE」(アイ・アクティブセンス)を採用している。
変速機には、発進時以外のほぼ全域でロックアップし、スムーズで素早い変速が可能という「SKYACTIV-DRIVE」(6AT)を設定。ディーゼルエンジン車には「SKYACTIV-MT」(6MT)の搭載機種もある。