タクシー事業を手がける日本交通は12月13日より、「全国タクシー配車」アプリの対応エリアを拡大する。新たにエリアに加わるのは滋賀県、奈良県、香川県、宮崎県の4県。提携タクシー会社も7グループ増え、全国35都道府県、69グループとなった。

「全国タクシー配車」の起動画面

同社は日本マイクロソフトとの協業で、タクシーを簡単に呼べるアプリ「全国タクシー配車」を提供している。スマートフォンによるわかりやすい操作とGPS機能を駆使し、タクシーの注文をアプリのみで完結できる日本初のサービス。全国の提携タクシー会社のタクシーを、自分がいる場所に簡単操作で呼べる上に、日時を指定しての予約もできる。

今回、新たな配車エリアとして滋賀県、奈良県、香川県、宮崎県が追加された。提携タクシー会社も7グループ増え、全国35都道府県69グループとなった。これにより、利用可能なタクシーの台数は1万5,367台となり、1万5,000台を突破。昨年のサービス開始以来、アプリ経由のタクシー配車台数が10万台を突破した。同社では本年中に全国47都道府県でのサービス開始を目標としている。

同アプリはiPhone版、Android版、Windows Phone版があり、それぞれ無料。iPhone版はiPhone 5への最適化も完了している。すでに合計40万件のダウンロードを達成しており、App Storeの旅行カテゴリ 無料ランキング1位を獲得するなどの実績がある。