オーディオテクニカは11月19日、インナーイヤーヘッドホンの新シリーズ「PREMIUM COMPACT」(プレミアムコンパクト)の第1段として「ATH-CKN50」を発表した。発売は12月14日。希望小売価格は4,725円。

新シリーズ「PREMIUM COMPACT」の第1段「ATH-CKN50」

PREMIUM COMPACTは、新たに開発された5.7mm径ドライバーの採用を大きな特徴とするシリーズだ。小径ドライバーの採用により、ダイナミック型でありながら、バランスドアーマチュア型のようなスタイルとなっている。

カラーは、ブラック/ブルー/ブラウン/ホワイトの4色が用意される

小径ドライバーの場合、低域再生能力やサウンドのダイナミックさなどがどの程度なのか気になるところだ。同社によると、一般的なダイナミック型ヘッドホンよりもドライバーが鼓膜に近い位置にあり、音が近くで鳴るため、迫力あるサウンドを実現しているとのことだ。

新構造の「N.L.S.」により、正しい角度で耳の中に入った状態を保持できる

また、新構造の「N.L.S.」(ネクスト・ループサポート・ストラクチャー)を採用。同社のインナーイヤーヘッドホンでは、装着の安定性を高める目的で、ラバー製のループサポートを採用した製品がある。N.L.S.はPREMIUM COMPACT専用に開発されたループサポートで、正円のリング形状で、小型のボディが正しい角度で耳の中に入った状態を保持できるようにするためのものだ。なお、N.L.S.はボディと一体成形のため、取り外すことはできない。

周波数特性は10Hz~25kHzで、インピーダンスは16Ω。出力音圧レベルは103dB/mWで、最大入力は200mWとなっている。コードは1.2mのU型だ。コードを除いた本体の重量は約3.7g。XS/S/M/Lの4種類のイヤピース、コード巻き取りホルダーが付属する。