紀伊國屋書店は、店舗と連動した電子書駅サービスを強化したと発表した。11月中旬より、全国の主要9店舗に新たに電子書籍コーナーを設置し、独自の公衆無線LANサービス「紀伊國屋書店 Wi-Fi」の導入店舗を6店に拡大させた。

紀伊國屋書店では、仙台店、前橋店、さいたま新都心店、玉川高島屋店、国分寺店、横浜店、名古屋空港店、富山店、広島店の9店舗に電子書籍コーナーを設置し、全国主要15店舗での運営を開始した。電子書籍コーナーはこれまで、新宿本店、新宿南店、梅田本店、札幌本店、福岡本店、流山おおたかの森店に設置され、同社の電子書籍アプリ「Kinoppy」の利用体験の提供や、ソニーReaderの展示・販売などを行ってきた。

また、店内限定の会員制無料無線LANアクセスサービス「紀伊國屋書店 Wi-Fi」の導入店舗を拡大し、正式スタートすることになった。同サービスは、オンラインストアBookWebまたは電子書籍アプリKinoppyの会員が、簡単な設定を行うだけで、Wi-Fiを利用して紀伊國屋書店が提供するインターネットサービスを利用でき、これまでは7月上旬に新宿本店でテスト導入されていた。同サービスが新たに提供されるのは、新宿本店、新宿南店、梅田本店、札幌本店、福岡本店、流山おおたかの森店の6店舗となる。

同社では、サービス開始を記念して、「紀伊國屋書店Wi-Fi」経由で、紀伊國屋書店電子書籍ストア「BookWebPlus」で電子書籍を購入した場合に、Kinokuniya Pointを10倍付与するキャンペーンを年末まで実施する。

(記事提供: AndroWire編集部)