2013年2月1日(金)に劇場公開予定のアニメ映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』の予告編が19日、公開された。
今回公開された予告編は、変わり果てたグリフィスの姿から始まる。グリフィスの絶望に共鳴した真紅のベヘリット"覇王の卵"の叫びが波動となり、禍々しい異空間が現れる。そして始まる壮絶なクライマックス「蝕」。壮麗なまでに凶暴な悪夢が爆ぜ、おびただしい数の使徒が鷹の団の者たちを喰らっていく残虐に満ちたシーンも描かれている。また、守護天使ゴッド・ハンドや髑髏の騎士も本作で初めて登場。国内最高峰の技術を誇るSTUDIO4℃が手がけ、手描きとデジタルのハイブリッド映像を追及した「黄金時代篇 三部作」だが、その期待感を否が応にも掻き立てる映像に仕上がっている。
原作は1989年から連載がスタートし、全世界累計3,300万部を超える壮大なダーク・ファンタジー。20年以上も続く長大なる原作の世界観すべてを映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第1弾として、ファンの間で最も人気の高いエピソード「黄金時代篇」が三部作で映画化(『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』は2012年2月公開、『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』は2012年6月公開)。本作は、コミック史上、最も恐ろしく、最も過激で、最も挑戦的なシークエンスである「蝕」を描いた完結編となる。
(C) 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS