働きがいのある会社の調査、分析、公表を行う「Great Place to Work Institute」(本部:米国サンフランシスコ)は、2012年版の「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキング(World's Best Multinational Workplaces List)を発表した。
同社は、世界45カ国以上で、「働きがいのある会社(Great Place to Work)」を世界共通の基準で調査分析し、一定の基準に達した会社を国ごとにベストカンパニーとして発表している。
同ランキングでは、各国での調査結果を元に、多国籍企業の世界ランキングベスト25社を選出。対象は、「5カ国以上でGPTWのベストカンパニー(ランク入り企業)として選ばれていること(各国での2011-2012実施調査において)」、「従業員数が全世界で5,000名以上であること」、「自国(本社の所在国)以外で従業員が40%以上働いていること」の3つの条件を満たした企業となっている。
調査の結果、1位「SAS Institute」(情報技術 ソフトウエア)、2位「Google」(情報技術 インターネットサービスプロバイダー)、3位「NetApp」(情報技術 ストレージ データ管理)、4位「Kimberly Clark」(製造業 家庭用消費財)、5位「Microsoft」(情報技術 ソフトウエア)となり、情報技術企業が3位までを占める結果となった。
なお、同社よりライセンスを受け運営している調査機関「Great Place to Work Institute Japan」が調査・発表する、日本の2013年版「働きがいのある会社ランキング」は、1月下旬ごろに発表される予定とのこと。