京阪電気鉄道は12月1日、京阪線と大津線の駅スタッフおよび乗務員の制服をリニューアルする。
新しい制服は紺色をベースに無駄なゆとりを排除し、男性は堂々としたライン、女性は優美なデザインで美しさを追求。ボタンの少ないシングルジャケットの採用に加え、袖やポケットのボタンを廃止し、引っかかりを防いだ動きやすいデザインとした。
機能性を追求し、女性はスカートからパンツスタイルに変更。名札と右肩のワッペンには京阪グループのシンボルマークを新たにデザインしている。100年を超える同社の歴史を象徴するものとして、帽子の社章はそのまま継承する。
現在使用されている京阪線の乗務員および大津線の制服(グリーン系のジャケットとグレーのパンツ)は、1990年に開業80周年記念事業の一環として導入されたもの。京阪線の駅スタッフの制服(紺色ベースのジャケットとパンツ)は、京橋駅のリニューアルを皮切りに、2003年より京阪線全駅へ導入されていた。今回のリニューアルにより、京阪線と大津線のすべての駅スタッフおよび乗務員の制服が統一される。