NTTドコモは16日、LTEおよび3Gに対応した小型基地局「Xiフェムトセル」を開発したと発表した。2012年12月より住居/店舗/オフィスなどに設置を開始し、同社のLTEサービス「Xi」、3Gサービス「FOMA」のエリア拡大・品質向上を図る。

Xiフェムトセルは、住居や店舗などでの運用を想定した小型基地局で、LTEと3Gの両方式に対応する点が特徴。本機を設置することで、半径数十メートル程度の通信エリアを構築することができる。自宅や店舗の汎用ブロードバンド回線に接続することで運用できる。

Xiフェムトセル

寸法・重量は18.5(H)×17.5(W)×4.5cm(D)cm・約0.7kg。通信速度(ハードウェア能力値)はLTE接続時が下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps、WCDMA(3G)接続時が下り最大14Mbps(HSDPA)/上り最大384kbps。自動的に周辺環境に合わせてエリアを調整する「プラグ&プレイ機能」も搭載する。

(記事提供: AndroWire編集部)