Microsoftは11月13日付けで、Office for Mac 2008/2011の最新アップデートを公開した。いずれもMicrosoft Updateや同社のWebサイトからダウンロードできる。

Microsoft Office for Mac 2011 14.2.5 更新プログラム

Office for Mac 2011の最新アップデートとなる「Microsoft Office for Mac 2011 14.2.5 更新プログラム」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが102MB。セキュリティの改善のほか、Outlook for Mac 2011についての以下のような修正が含まれる。

  • Outlook.comアカウントに対して自動設定が正しく行なわれない問題の修正
  • PSTファイルに含まれるメッセージにインラインイメージが設定されており、添付ファイルがある場合、Outlook for Macへのインポート時に添付ファイルが消失することがある問題の修正
  • ある種の配信先リストが正しく配信先リストとして認識されないことがある問題の修正
  • GmailアカウントをOutlook for Macで利用する際、メッセージをフォルダ間で移動しようとすると全てのメールフォルダにコピーが作成されてしまう問題の修正
  • Wordからの貼り付けを行なったりWindows版のOutlookからのメッセージに返信する際にスペースが脱落することがある問題の修正
  • 期限切れパスワードによって認証が失敗した際、明示的にエラーを返す機能を追加

Microsoft Office 2008 for Mac 12.3.5 更新プログラム

Office for Mac 2011の最新アップデートとなる「Microsoft Office 2008 for Mac 12.3.5 更新プログラム」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが232MB。悪意のあるプログラムによって利用される可能性がある脆弱性の解消など、セキュリティの改善が行なわれる。