俳優の堺雅人主演、ヒロインを中谷美紀が務める映画『ひまわりと子犬の7日間』のメインビジュアルが公開され、前売り券特典の内容が16日、明らかになった。
原作は、宮崎県の動物管理所を舞台に起こった実話で、テレビ東京の番組『ポチたま』や、日本テレビの『ザ・世界仰天ニュース』でも紹介され話題を呼んだ山下由美作の『奇跡の母子犬』。20年にわたって、山田洋次監督の助監督や脚本家として活躍してきた平松恵美子がメガホンをとり、主演に堺雅人、ヒロインに中谷美紀を迎え、映画化が実現した。
今回、公開されたメインビジュアルはその堺雅人が演じる主人公・神崎彰司のあたたかい人柄が伝わってくるようなデザイン。また、前売り券の特典には、こちらも心の傷を癒やしてくれそうな絆創膏「心の傷も癒やしてくれる! "ワン!! ダフル♪ エイド"」が付いてくることも明らかになった。
ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。収容期間は7日間。一匹でも多くの犬を助けるため、日々里親探しに奔走する職員の神崎彰司(堺雅人)は、命がけでわが子を守る母犬と出会い、その小さな命を守ろうと決意する。彰司の娘は、事故で亡くなった自分の母親と母犬の姿とを重ね、「子犬とお母さん、一緒にいさせてあげて」、と父親に懇願する。そして、もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬に「ひまわり」と名付けるが、その願いもむなしく、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた。
(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会