Nexus 7

米GoogleのAndroidタブレット「Nexus 7」の携帯ネットワーク対応版である「Nexus 7 (Wi-Fi and 3G)」の提供が米国で開始された。価格は299ドルで、基本スペックは従来のNexus 7とほぼ同等。アンロック版GSM/UMTS/HSPA+の通信機能がついて本体重量が7グラムほど増加しているほか、内蔵ストレージが32GB固定になっている。アンロック版ながら出荷の際にはAT&TのSIMカードが付属してくる。

現在Googleのサポートページで各国のNexusデバイスの利用可能状況を確認すると、「Nexus 7 3G」が追加されており、米国でのみ利用可能になっていることがわかる。Wi-Fi and 3G版のスペック表も用意されており、基本スペックはNexus 7とほぼ同等で、3G機能が追加されていること、そしてストレージ容量が32GBのみであることが確認できる。SlashGearによれば、同デバイスはアンロック版ながら米国ではAT&TのSIMが付属するとのことで、米国内ではAT&Tのネットワークを利用することが前提になっているとみられる(T-MobileではEDGE接続になるとみられる)。ただしアンロック版のため、各国に持ち出してSIMを差し替えることで、現地の安価な料金プランを利用できそうだ。

(記事提供: AndroWire編集部)