バッファローは11月15日、デジタル・フォト・アルバム「おもいでばこ PD-100S」および「おもいでばこ PD-100S-L」を発表した。発売はPD-100Sが11月下旬で、PD-100S-Lが12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格はPD-100Sが22,800円前後、PD-100S-Lが27,800円前後となっている。

「おもいでばこ PD-100S」シリーズ

デジタルカメラで撮った画像をPCレスで手軽に管理し、テレビで見られるようにするストレージ。デジタルカメラで撮った画像の入ったSDカードをスロットに挿入し、「とりこみ」ボタンを押すだけで、本製品の内蔵HDDへ画像をコピーできる。内蔵HDD容量は、PD-100Sが500GB、PD-100S-Lが1TB。

取り込んだ写真は、見たいものを探しやすいカレンダー形式の表示や年表風のタイムライン表示のほか、付加したタグの写真ごとにアルバム表示できるなど、多様な表示方式で楽しめるようになっている。

写真共有サイト「フォト蔵」との連携機能を新たに搭載

従来モデル「PD-100」と比べてネットワーク機能が強化されており、写真共有サイト「フォト蔵」と連携や、本製品からエプソン製の「Epson iPrint」対応プリンタへネットワーク経由での印刷行えるようになった。

バッファローによればPD-100では、父親・母親が撮った子どもの写真を遠方の祖父母に贈るという利用方法もあったそうだが、プレゼント後に追加で撮った写真は改めてSDカードで渡す必要があった。しかし、本モデルで対応したフォト蔵との連携機能を使えば、PC等からフォト蔵へインターネット経由でデジカメ画像を転送できる。

また、本製品では無線LANアダプタ(子機)が付属しており、これを装着することでWi-Fi(無線LAN)接続が行えるようになる。

そのほか、従来モデルでは4.1万枚だった写真(1,600万画素)の管理可能枚数は6万枚へ増加。取り込める映像(H.264/17Mbps)は32時間から、PD-100Sで57時間、PD-100S-Lで114時間と増えている。

無線LANアダプタが付属する

主な仕様は、接続インタフェースがHDMI、コンポジット映像出力、ステレオ音声出力(RCA)、LANポート、USB 2.0ポート、バックアップ用USB 2.0ポート、SDカードスロット、対応フォーマットがJPEG(静止画)、motionJPEG、mp4、H.264/AVC(動画)となっている。付属する無線LANアダプタの対応規格はIEEE802.11b/g/n。

本体サイズはW230×D155×H35mm(突起部を除く)、重量は約600gとなっている。

背面