インターフェースユニット「HXR-IFR5」

ソニーはこのほど、業務用NXCAMカムコーダー「NEX-FS700J」とRAWレコーダー「AXS-R5」を接続する、インターフェースユニット「HXR-IFR5」を開発すると発表した。同機は2013年度第1四半期の製品化を予定し、市場想定価格は20万円前後。

NEX-FS700Jは、Eマウントシステムを採用し、総画素数約1,160万画素の"Exmor"Super35 CMOSイメージセンサー(4K動画撮影に対応)を搭載する業務用NXCAMカムコーダー。今回開発されるHXR-IFR5は、NEX-FS700Jと2013年2月1日発売予定のRAWレコーダー「AXS-R5」を接続するインターフェースユニットとなる。同機によってNEX-FS700JとAXS-R5の組み合わせで4K RAW記録が実現する。

なお、NEX-FS700Jは、HXR-IFR5発売と同時期に提供予定となるバージョンアップによって、4K RAWデータが3G HD-SDI端子から出力が可能になり、AXS-R5と接続してAXSメモリーカードに4K RAW映像の記録を実現する。

記録可能な4K RAWの解像度は4,096×2,160、フレームレートは23.98p、25p、29.97p、50p、59.94pを予定。AXSメモリーカードに記録した4K RAWデータの映像制作ワークフローは、2013年2月1日発売のCineAlta 4Kカメラ「PMW-F5」と共通になる。

「NEX-FS700JK」

「HXR-IFR5」とRAWレコーダー、バッテリーを組み合わせた写真