東燃ゼネラルグループのEMGマーケティングとジェーシービー(JCB)は13日、EMGマーケティングが全国で展開するエッソ、モービル、ゼネラルのセルフ・サービスステーション エクスプレスSSの非接触型決済ツール"Speedpass"をさらに進化させ、JCBが推進するチャージのいらない電子マネーQUICPay(クイックペイ)としても利用できる"Speedpass+"(スピードパスプラス、以下「SP+」)を開発したと発表した。
SP+は、SpeedpassのエクスプレスSSでのスピーディーな支払いの機能に加え、QUICPay機能を搭載しているため、現在全国で拡大中のエクスプレスSS併設のセブン-イレブンをはじめとする全国のQUICPay加盟店でも利用できる。11月より一部地域から導入を開始し、来年3月には全国展開および一斉キャンペーンを予定している。
今回新たにSP+に付加された主な機能は下記の通り。
エクスプレスSS以外にも全国のQUICPay加盟店においてクレジット決済が可能、普段のショッピングにも利用できる
エクスプレスSSの店頭でSP+申し込み受付・予備審査までを行い、QUICPay機能を搭載したデバイスをその場で渡すことができる(実際の利用は、後日利用開始通知受領後に可能)
SP+を使用すれば、給油情報の事前登録が可能になり早くて簡単な給油ができる(2013年夏以降利用開始予定)
SP+に登録できるクレジットカードは、EMG提携シナジーカード(JCB発行、三菱UFJニコス発行)に加え、JCBが発行する個人向けカード、トヨタファイナンス発行カード、セブン・カードサービス発行カードの予定(一部対象外となるカードあり)。
EMGマーケティングは、今後、順次登録可能なカード会社の拡大を図っていき、導入後5年間で150万会員の新規入会を目指していくとしている。