日本旅行はこのほど、「雪の中の感動体験!! 広田泉さんと行く 雨宮21号雪中運行撮影の旅」を発売した。北海道遺産や準鉄道記念物に指定されている蒸気機関車「雨宮21号」が久しぶりに冬季に運行する姿を撮影する"撮り鉄"向けのツアーとなる。

1928(昭和3)年9月に東京の雨宮製作所で製造された初の国産11トン機関車「雨宮21号」

「雨宮21号」が動態保存されている北海道遠軽町の丸瀬布(まるせっぷ)地区では、1912(明治45)年に入植が始まったことから、今年を「丸瀬布100年記念事業年」としている。今回、同事業の一環として、「雨宮21号」の雪中運行が決まったことから、日本旅行の鉄道プロジェクトチームがこれに合わせたツアーとして企画した。

ツアーでは丸瀬布地区に2日間滞在し、貴重な冬季運行の様子をじっくりと撮影できる。人気の鉄道写真家・広田泉さんが同行し、難しいとされる雪中撮影についてもレクチャーを行うとのこと。宿泊は撮影で冷えた体を暖められるように、温泉付きのリゾートホテルを用意。広田さんや参加者同士での懇親会も盛り込まれている。

旅行期間は12月14~16日の2泊3日。羽田空港発着で募集人員は40名。大人1名で参加の場合は7万8,300円、大人2名以上で参加の場合は1人あたり7万7,300円。日本旅行ウェブサイトの「雨宮21号雪中運行撮影の旅専用ページ」でのみ受け付ける。