SMAPの草なぎ剛が出演し、宮藤官九郎が4年ぶりにメガホンをとる映画『中学生円山』の新キャストが発表され、ミュージシャンの遠藤賢司、韓国俳優のヤン・イクチュンらの出演が14日、明らかになった。

遠藤賢司

ヤン・イクチュン

草なぎ剛、平岡拓真、坂井真紀、仲村トオルに続いての新キャスト発表となった今回。ミュージシャンであり、映画『アイデン&ティティ』(2003年)に音楽でも参加した遠藤賢司は、中学生の円山克也と同じ団地に住むおじい役を務める。一方、韓国で俳優や監督として活躍中のヤン・イクチュンは、円山の母・ミズキが夢中になる韓流スター役として出演。そのほか、YOU、田口トモロヲ、岩松 了らの個性派役者の出演も明らかになった。

同作は17日から新キャスト情報と新ビジュアルが掲載されたチラシ、特報映像が全国の劇場に設置されるほか、23日にはこの日立ち上がる新メディア「TOWER RECORDOMMUNE Shibuya」のオープニングイベントに、宮藤官九郎監督と遠藤賢司が、みうらじゅんと共に登場。本作を語り尽くす「映画『中学生円山』早すぎる特別番組」を配信する。同イベントは、23日の22:30から24:00まで東京・タワーレコード渋谷店地下1階にて開催(入場無料)。

2013年4月20日に公開を迎える本作は、とある団地が舞台。中学2年生の円山克也(平岡拓真)は、定時で働く平凡な父(仲村トオル)、韓流ドラマに夢中の地味な母(坂井真紀)、2段ベッドで一緒に寝ている無神経な妹と4人暮らし。思春期真っ盛りな克也はある目的を達成するため、独自に考案した「自主トレ」で身体を柔らかくしようと試みる。やがて、限界まで背中を折り曲げると妄想の世界にトリップするようになってしまう。