ベビー用品、乳幼児おもちゃなどの開発・製造・販売輸出を行っているコンビは、同社のペットブランド「コムペット(compet)」で、ペットを飼っている人694名を対象に、「ペットカートの使用実態と、活用メリット」を調査。
その結果、ペットカートの利用率は3割強、多頭飼育では5割にのぼることがわかった。調査期間は8月31日から9月30日。
「ペットカートの利用状況」を尋ねたところ、「頻繁に使う(13.7%)」と「時々使う(19.9%)」を合わせると33.6%となり、約3分の1がペットカートを利用していた。
また、「飼育頭数別利用状況」をみると、2頭以上の「多頭飼育家庭」での利用率は5割を上回り、カートが広く浸透しつつあることが伺える。
「頻繁に使う」と回答した人からは、「デパートやショッピングモールでのお買い物時、混雑した場所での愛犬の安全確保のために。ドッグランで、ひとりで一度に2頭の行動を見られないとき、1頭をステイさせておくのにも重宝します」、「他の人に迷惑をかけないよう、できるだけカートに入れています。人ごみでも安心して歩けます」、「持病でお出掛け中に動けなくなることがあり、ずっと抱っこも大変なので、カートを利用することに」などのコメントが寄せられた。
また、「ペットカートを使ってお出掛けする際の交通手段は?」という質問では、「徒歩」を大きく引き離して、「自動車」が5割弱でトップ。カートは、近所での散歩よりも、むしろ車を使った比較的「遠出のお出掛け」でより活用されていることがわかった。
「ペットカートを使って出掛けるスポットは?」という質問では、1位「公園(15.8%)」、2位「ショッピング施設(14.8%)」、3位「ペットイベント(14.5%)」、4位「カフェ・レストラン(14.1%)」、5位が「旅行先(9.5%)」となり、ペットカートを利用すれば周囲に迷惑をかけずにすむため、ショッピングや飲食店など、従来なら犬同伴をためらっていた場所にもどんどん進出していることが分かった。
なお、調査の詳細は、同ブランドホームページ「獣医師アドバイス」を参照のこと。