大賞に選ばれた佐々木民世(ささき たみよ)さんの川柳 |
「いい夫婦の日」をすすめる会は、夫婦をテーマに作品を公募する「いい夫婦 川柳コンテスト」の今年の入選作品を決定。このほど作品を発表した。
同コンテストは2012年で7回目を迎えた。8月1日~10月5日の間に全国から寄せられた句は、全部で1万2,033句。夫婦の絆をより強くする秘訣(ひけつ)、思わず吹き出してしまうウイットに富んだエピソードなど、世代を超えた作品が多く集まった。
いい夫婦大賞となった作品は、佐々木民世(ささきたみよ)さんの「ときどきは 洗濯してる 赤い糸」。審査委員長の大野柳風氏からは、「幸せなんだなぁとうらやましく感じさせる川柳」と評された。
企業賞は4作品が入賞。酒井具視(さかいともみ)さんの「幸せが 少し指輪を きつくする」、ごめんねさんの「仲直り 時の氏神 缶ビール」、バリスタパンダさんの「コーヒーを いれる時には 父主役」、鈴木富士夫(すずきふじお)さんの「キッチンの 妻は背中で 聞いている」が選ばれた。
優秀賞は、重原佳子(しげはらよしこ)さんの「おじいちゃん 手をひくちいさい おばあちゃん」など5作品が受賞。佳作は、KAZUさんの「へそくりが 夫婦旅行に 消えました」など10作品が受賞した。
受賞作品はいい夫婦の日公式サイトで発表している。