日本マイクロソフトは、若者の進学や就労、起業を支援する施策「YouthSpark」を日本において開始することを発表した。
複数プログラムを3カ年で展開する施策「YouthSpark」は、「21世紀の学習環境づくり」、「チャレンジ支援」、「高度人材育成」の三つを大きな柱に据えており、日本の将来を担う世代の国際競争力の底上げを目指す。Windows 8搭載デバイスやOffice 365 for Educationといった同社のクラウドサービスも活用してゆく。
同社の品川オフィス内には、体験型施設「マイクロソフト 21世紀の教室」が設置され、学校の授業で最新のICTを使った授業シナリオを提示する。同社ではWebサイトも設置しており実施日や申込方法などの詳細も記載されている。
また、2010年1月より3年間実施してきた「ITを活用した若者就労支援プロジェクト」を継続、新規12団体を含む30団体のNPO等の公益法人とパートナーシップを締結し、13歳から39歳の若者に対してITスキル向上の機会を提供する。同社では2013年4月から2014年3月末までにITスキル受講者6,000人、Webサイト経由でのテキスト、運営マニュアルの提供を通じて、100,000人の支援を目標としている。
さらに、技術系の大学生、高専生、専門学校生を対象にWindows 8アプリコンテストを実施。コンテストを通じて発掘された優秀なアプリ製作者には、Windows Storeでのグローバル展開など事業化の支援も行う。今後3年間で日本の学生やベンチャー企業による新規アプリ1,000以上の創出を目指す。