オリンパスイメージングは11月13日、リニアPCMレコーダー「Linear PCM Recorder LS-14」を発表した。発売は11月22日で、価格はオープン。推定市場価格は25,000円前後となっている。

「LS-14」

リニアPCM方式で最大96kHz/24bitの非圧縮デジタル録音が可能なボイスレコーダー。本モデルでは、マイク感度や録音レベルの最適設定を簡単に行える「スマートモード」を搭載。ダイヤルを「SMART」に合わせて録音ボタンを押し、録音開始までのカウントダウン中に鳴った一番大きな音に合わせて最適な設定が行われるように鳴っている。

新設計の指向性マイクとアンプ回路を採用し、最大耐音圧130dB SPLを実現。ドラムやパーカッションなどの楽器を大音量で鳴らしても音割れしにくい。

マイクは、左右90度に指向性ステレオマイクと、その2つの間に無指向性のセンターマイクを配置する3マイクシステム「トレスミック」を採用。20Hz~20kHzの周波数特性を実現し、低音域の厚みがある録音を行える。

そのほか、入力音と基準音の差を視覚化する楽器のチューニング用のクロマックチューナーや、譜面台に取り付けるためのスタンドクリップ、録音ボタンを押す2秒前から録音するプリレコーディング機能など、本格的なレコーディングに便利な機能を多数搭載。

主な仕様は、記録形式がリニアPCM(WAV)、MP3、利用可能な記録メディアが内蔵メモリ(4GB)およびSD/SDHCカード、記録時間がリニアPCM録音時で最長約1時間35分(96kHz/24bit時)、MP3録音時で最長約23時間30分(320kbps時)、スピーカーサイズが直径28mm、実用最大出力が300mW(スピーカー8Ω)となっている。

接続インタフェースはヘッドホン出力(3.5mm)、マイク入力(3.5mm)、ライン入力(3.5mm)を備える。電源は単3形電池×2本で、アルカリ乾電池使用時の電池持続時間は約46時間(リニアPCM 44.1kHz/16bit)。

サイズはW52.5×D23.5×H138.7mm(最大突起部含まず)、重量は170gとなっている。