NTTドコモは、Androidスマートフォン「Xperia AX SO-01E」を11月16日に発売すると発表した。2012年8月開催の「IFA 2012」で発表された「Xperia V」の日本市場向けのモデル。「モバイルブラビアエンジン 2」により薄型化とタッチ精度の向上を実現させ、NFCも搭載、防水・防塵性能を備えている。

「Xperia AX SO-01E」は、約4.3インチHD(1,280×720ドット)液晶、1.5GHzのデュアルコアCPU「MSM8960」を採用。内蔵メモリーはROMが16GB、RAMが1GB。外部メモリーはmicroSD(2GB)/microSDHC(32GB)に対応。通信面では下り最大100Mbpsの高速通信が可能なLTEサービス「Xi」に対応する。

「Xperia AX SO-01E」

本体デザインは、従来のXperiaスマートフォンでも採用されているアームフォルムで、デザイン性の高さに加えて、持ちやすい形状となっている。「モバイルブラビアエンジン 2」を搭載することで、画面表示能力が上がったほか、ディスプレイのセンサー層を省くことで、本体が薄型化とタッチ精度の向上を実現した。IPX5/IPX7相当の防水とIP5X相当の防じん性能も備える。

機能面では、メインカメラには有効1,300万画素の裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R for mobile」を採用。撮影シーンを自動で認識する「プレミアムおまかせオート」は、夜景や逆光時の撮影でも美しい写真が撮影できるという。撮影した写真は、月別表示や地図上に撮影場所を表示できるアルバムアプリケーションで管理できる。

独自の機能として、「WALKMAN」アプリケーションを搭載。ソニー独自の音響技術により、おすすめの音響設定が利用できる。このほか、NFCを搭載し、ワンタッチでNFC対応機器との接続が可能。

ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi、赤外線通信(IrDA)、GPS、NFC、NOTTV、国際ローミングサービス「WORLD WING」なども利用できる。テザリングは10台まで接続可能。

本体サイズは約W65×D129×H8.7mm。重量は約120g。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ピンク、ターコイズの4色。3G連続待受時間は約480時間、LTE連続待受時間は約350時間。端末本体のバッテリ容量は1,700mAh。

(記事提供: AndroWire編集部)