三井住友カードは13日、韓国の大手カード会社Hana SK Card Co.,Ltd、および韓国の金融サービスコンテンツ開発会社 AsiaPass Co.,Ltdなどと提携し、日本から韓国へ渡航する人を対象としたプリペイドカード「三井住友カード韓国トラベルプリペイド」の発行を2012年11月14日に開始すると発表した。

三井住友カードによると、日本から韓国への渡航者数は、円高・ウォン安や韓流人気などを背景に、近年高い水準で推移している。同社では、経済や人的交流が活発なアジアを戦略マーケットと位置づけ、今回韓国で新たなサービスを提供することとした。また、クレジットカード未利用者を含む幅広い顧客層の獲得を目的として、今後も多様なプリペイドカードを発行していくとしている。

今回のサービスは、ハナSKカード、アジアパスと提携の上、日本と韓国間で専用決済スキームを構築した。

なお、今回加盟店優待サービスの企画・開発・管理の面で、SKマーケティング&カンパニーと、優待サービス提供の面でロッテ免税店とも提携した。

商品の特徴

  • 日本円で購入・入金し、韓国ウォンでの買物に利用 : 日本円でプリペイドカードを購入または入金(チャージ)し、韓国現地で、韓国ウォンでの買物に利用できるため、外貨両替が不要

  • 韓国国内の約220万店で利用可能 : 韓国国内のクレジットカードが使える対面決済店舗ほぼ全店で利用できる

  • 加盟店での優待サービス : 同プリペイドカードを利用または提示すると、ロッテ免税店全店での10%割引をはじめ、特定の加盟店での割引や特典付与などの優待サービスが受けられる

  • 多様なチャージ方法 : 専用WEBサイトでのクレジットカードによるチャージのほか、近くのコンビニや銀行(インターネットバンキング・ATM)でもチャージが可能。また、有効期限内であれば、繰り返しチャージの上、利用できる

  • 残高・利用履歴がリアルタイムで確認可能 : 同プリペイドカードの残高や利用履歴(ウォンおよび円単位)を、WEB上において、リアルタイムで確認することができる

三井住友カードでは、今回のプリペイドカードのイメージキャラクターとして、韓流スターのJANG KEUN-SUK(チャン・グンソク)さんを起用し、カード券面のデザインをはじめ、各種プロモーションを展開する。