コンパクトなデュアルXeonマザー

ASUSの「Z9PA-D8」は、デュアルCPU対応ながらATXフォームファクタだというサーバー向けのマザーボード。チップセットはC602-Aを採用しており、最大135WまでのXeon E5-2600シリーズを搭載することが可能だ。PC DIY SHOP FreeTでの価格は53,800円。

ASUSの「Z9PA-D8」。デュアルXeonマザーながらATXサイズを実現

サーバー向け製品ながら、USB3.0ポート×2も備えている

シングルソケットの「Z9PA-U8」も同時発売。こちらの価格は48,800円

配置は異なるものの、Z9PA-D8と同様のインタフェースを備える

初のZ75搭載マザーボード

Intelの「DZ75ML-45K」は、Z75チップセットを搭載するマイクロATXマザーボード。Z75チップセットは、Z77チップセットの下位製品で、Z77/H77等と同時に発表されていたものの、搭載マザーボードの発売はこれが初めてだ。価格は10,000円前後。

初のZ75搭載マザーボードとなるIntelの「DZ75ML-45K」

基板上の実装密度は高くなく、廉価版モデルという印象

同じZシリーズということで、Z77との機能的な違いはあまりなく、目立つのはSRT(Smart Response Technology)が省略されていることくらい。オーバークロック機能や、RST(Rapid Storage Technology)機能などは同様に搭載されている。ただ現状、Z77搭載モデルはエントリーからハイエンドまで広くカバーしており、製品の位置付けはちょっと微妙だ。

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