夏を過ぎても、コーラをはじめ、炭酸入りコーヒーやスパークリングティーなど、さまざまな炭酸飲料が販売されている。そういえば、レストランでも、食前酒がわりに発泡性ミネラルウオーターを提供されることがあったし、最近では、ダイエット目的で炭酸水を飲む人も多い。季節を問わず、炭酸飲料を飲む機会は増えているようだ。
では、どんな炭酸飲料が人気で、購入する際に重視している点は何か調べてみた。
日経産業地域研究所が実施した「炭酸飲料に関する調査」を見てみると、炭酸飲料の購入時に重視する点は、「味わいがよい」がトップ。健康を気にしながらも、味の面では妥協したくないという希望がうかがえる。また、気分転換やリラックス目的で購入する人も多い。炭酸飲料を飲むときは、肩の力を抜いてくつろぎたいという姿勢が明らかになった。
上記の調査結果を裏付けるかのように、最近ではカロリーゼロの炭酸飲料が増加している。その中でも売れている商品としては、「コカ・コーラ ゼロ」。
2007年6月の発売から5年間で、売上数は累計50億本を突破。1秒に換算すると31本のペースで売れているということになる。さらに、インテージMBIの調査(インテージMBI 2011年9月-2012年8月 全国・手売チャネル計)によれば、「コカ・コーラ ゼロ」はゼロ系炭酸カテゴリーの中で、売り上げNo.1を確立しているとのこと。
「コカ・コーラ」ならではの味わいを糖分・カロリーゼロで実現したことにより、おいしさで炭酸飲料を選ぶ層にも受け入れられている。
また、日本コカ・コーラによると、コカ・コーラ ゼロは、"相反する二つの異なる価値を、既成概念にとらわれない斬新な発想で両立したもの"とあらためて定義し、さまざまな取り組みを行なっている。
例えば、バーガーキングとのコラボや、氷柱の中埋められたコカ・コーラ ゼロを取り出すWebムービーの製作、3Dトリックアート作家が生み出す無重力空間を東京タワーに登場させたり、さらには、テレビCMと連動したスマートフォンアプリを提供したりなど、話題には事欠かない。
さらに、今夏に放送された滝川クリステルさんがギターを弾いたCMや、伊藤英明さんがスカイダイビングをするCMも話題になった。
この2つのTVCMは、"自分の殻を突き破り、新たなことに挑戦する"という「コカ・コーラ ゼロ」のブランドの姿勢を表現したとのこと。
WEBサイトからはまだ見ることができるので、見逃した人は、ぜひ、のぞいてみてはいかがだろうか。