日本損害保険協会北海道支部は7日、北海道警察本部と連携して、冬季に増加するスリップ事故への注意を呼びかけるため、北海道の冬の交通安全運動(11月15日から11月24日)に合わせて啓発チラシを2万部作成した。
損保各社および代理店経由で契約者や消費者に配付するほか、道内の警察署や消費者団体などにも設置を依頼し、広く注意を呼びかけるという。
同チラシの表面では、冬道を安全に運転するための5つのポイントを紹介。
冬道を安全に運転するための5つのポイント
スピードは、夏場より10キロ以上減速!
車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保!
急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作は禁物!
視界不良時は前方をよく見て、早めに徐行!
無理な追い越しは禁物
裏面では、自動車保険などの損害保険に関する一般的な相談や苦情などに対応する「そんぽADRセンター(損害保険相談・紛争解決サポートセンター)」の電話番号などを紹介。同支部では、北海道内における交通安全啓発活動に取り組んでおり、今年も「エゾシカとの衝突事故防止啓発活動」や「デイ・ライト実践運動」、「事故多発交差点における交通安全啓発アニメーションの放映」などの活動を実施している。
今後もこうした取組みを通じて交通事故削減に向けた活動を推進していくとしている。