500本のみが限定予約販売される「鳴門鯛 大麻 霧のしずく」

徳島県鳴門市大麻町の本家松浦酒造場はこのほど、熟成酒「鳴門鯛 大麻(おおあさ) 霧のしずく」の限定予約販売を開始した

500本のみの限定販売

同商品は、霧造り製法の純米清酒を寝かせた希少な熟成酒。米と水だけの純米清酒を生のまま低い温度で霧状にし、水より軽いアルコールや香気成分などのうまみだけを集め、水より重いタンパク質や脂質などの雑味は取り除いたものだという。アルコールの濃度が高く、深い香りの日本酒とされている。

2006年の酒税法改正により、アルコール度数22度を超える日本酒は清酒として販売できないこととなり、同蔵で数年秘蔵されていた。今回の限定予約販売は、酒税法改正前に製造された製品に対する特例措置として、雑酒2表示にて販売するもの。

商品は、商品をガラス工芸工房「徳島ガラススタジオ」などの工芸作家がひとつひとつ吹き上げた手作りのガラス瓶に詰めたのち麻製生成布でくるみ、白無垢木箱に収めたあと本藍染め布風呂敷で包むという丁寧なしつらえとなっている。同蔵で保存しているのは500本のみで、売り切れ次第に幻の酒となる。価格は30万円。詳細は「鳴門鯛 大麻 霧のしずく 特設サイト」へ。