「万年筆ベストコーディネイト賞2012」表彰式が8日、東京都内で行われ、羽田美智子、堀北真希らが登壇した。
同賞は、もっとも万年筆が似合う著名人に贈られる賞で、「前年度受賞者選出部門」と「一般選出部門」の2部門で構成され、今年度は5人が選出された。 受賞者は、前年度受賞者の伊東四朗が選出した羽田、鈴木京香が選出した脚本家の井上由美子氏、元サッカー日本代表監督・岡田武史氏が選出した元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也さん。一般選出部門では、プロサッカー指導者の佐々木則夫さんと堀北が選ばれた。
堀北は、「普段は万年筆を使うことがないのですが、この賞をいただいて改めて使ってみました。力加減で個性も出ますし、素敵な字の書ける女性になりたいと思います」とあいさつ。万年筆でラブレターをもらったら? という質問には「ちょっと欲しいですね。お待ちしてます」と笑顔を見せた。堀北は、年末のNHK紅白歌合戦の司会も決定している。今年は朝の連続ドラマ「梅ちゃん先生」の主演という大役もこなしており、「特別な一年を締めくくる日ですし、(紅白の司会を)失敗しても笑顔で過ごせるようにしたい」と決意を語った。
一方、夏季オリンピックでなでしこジャパンに銀メダルをもたらしたことでも記憶に新しい佐々木氏は次期なでしこジャパン監督の続投も決定していることから、「(リオオリンピックに向けた)決意も副賞でもらった万年筆で書きたいと思います」と未来を見つめた。普段は万年筆を使う機会が少ないという佐々木氏だが、「熟練して、20数年経ったら、澤(穂希選手)に還暦祝いの手紙を書きたいな。俺もそこまでは生きてたい」と話して場を和ませていた。