京成電鉄は11月8日から12月7日まで、京成電鉄運行開始100周年を記念した「おもいでのヘッドマーク電車」を運行する。
同電車は3024形6両編成の先頭と最後尾に、アルバムの表紙をイメージしたヘッドマークを掲出し、京成本線・千葉線・千原線を運行する。車内のポスターでも歴代のヘッドマーク電車などを紹介し、昔懐かしい雰囲気を醸し出す。
車内ポスターで紹介される歴代のヘッドマーク電車は、戦前から成田山詣で親しまれ、車内で護摩札の受け付けをしていた「護摩電」や、昭和20~40年代に活躍した特急「開運」のほか、歴代のスカイライナーなど。運行当時に乗車していた人はもちろんのこと、当時の様子知らない世代にも歴史を味わえる展示になっているという。「おもいでのヘッドマーク電車」の運行予定は、京成電鉄ウェブサイトに掲載される。
京成電鉄は前身の京成電氣軌道が1912(大正元)年11月3日に押上~伊予田(現江戸川)間と曲金(現京成高砂)~柴又間の計11.5kmが開業したのが始まり。今年で運行100周年を迎えた。