秩父鉄道は14日、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」の記念乗車券と記念入場券を発売する。
「秩父夜祭」は、提灯で飾り付けられた壮麗な山車の曳き回しで知られる「日本三大曳山祭」のひとつで、毎年12月2・3日に行われる。これに合わせて発売される記念乗車券は毎年好評を博しており、今年は山車のひとつ「中近笠鉾(なかちかかさぼこ)」の各部の名称や寸法、彫刻や飾り金具などの詳しい情報が記載された絵巻タイプの記念乗車券とした。
絵巻の大きさは16cm×27.3cmで、化粧箱入り。秩父鉄道各駅窓口にて、2,000セット限定で販売する。発売額は、羽生~御花畑間(940円)と影森~熊谷間(860円)の2区間の乗車券が付いて1,800円。
記念入場券は秩父駅2枚と御花畑駅1枚のD型硬券タイプの入場券に台紙が付き、1セット480円。1,000セット限定で、羽生・熊谷・武川・寄居・長瀞・皆野・秩父・御花畑・三峰口の各駅窓口にて販売する。
記念乗車券ならびに記念入場券の発売期間は12月31日までとなっているが、いずれもなくなり次第終了となる。なお、8日より秩鉄商事にて通信販売の申し込みを受け付けており、申込用紙は専用ページからダウンロードできる。