パナソニックは10日に開催される次世代エネルギーイベント「2012 Ene-1 GP MOTEGI 開業15周年記念大会」に、ニッケル水素電池「充電式EVOLTA」で協賛すると発表した。

会場となる「ツインリンクもてぎ」オーバルコース

「充電式EVOLTA」

競技車両に搭載された「充電式EVOLTA」

「充電式エボルタ」40本で走行する

このイベントは2011年と2012年の8月に鈴鹿サーキットで開催され、多くの参加者を集めた。今回は初めて「ツインリンクもてぎ」での開催となる。電気自動車でレースをするEVパフォーマンスチャレンジなどのレースが開催されるが、中でも注目を集めているのは、充電式の単3形電池を動力源とする「KV-40チャレンジ」だ。コース1周のタイムアタックと60分耐久走行を競い合うもので、各チームとも店頭で販売しているのと同じパナソニックの単3形「充電式EVOLTA」40本を動力源として使用する。

「KV-40チャレンジ」はKV-1、KV-2という2つのクラスに分かれており、KV-2には車両重量が35kg以上という制限がある。参加者別の部門として高等学校、大学・高専・専門学校、一般があるほか、KV-2には中学校も参加できる。これまでのレースでは鈴鹿サーキットの勾配に苦しめられるチームが多かったが、「ツインリンクもてぎ」のオーバルコースでは勾配が少ない反面、バンク角への対応が課題となりそうだ。

パナソニックでは、このKV-40チャレンジに参加する先着100チームに、「充電式EVOLTA」40本と専用急速充電器4個を提供する。