ワコムは、クリエイター向けポータルサイト「reCreate」上にて、同社のペンタブレット「Intuos5」とアドビ システムズの写真編集ソフトウェア「Photoshop CS6」を使った写真加工のレクチャー動画を無料で公開している。
同レクチャー動画は、特集ページ「Intuos 5 × Adobe Photoshop CS6 Movie」内で公開されているもの。ここでは、被写体となった人物の"肌"にフォーカスしたテクニックを紹介しよう。
まずは、ポートレート写真に欠かせない、肌を綺麗に見せるための基本的なレタッチのテクニックについて触れている。動画内で紹介されている方法によると、Photoshopの「スポット修復ブラシツール」を使って、肌の細かな部分まで修正している。ペンタブレットで作業をすると、修正箇所の大きさに応じて筆圧をコントロールすると、効率よく補正が進められる。
また、肌の質感をコントロールする手法について解説した動画もある。被写体の肌をやわらかな質感にするには、画像の色をブレンドすることができる「混合ブラシツール」を活用し、質感の押さえたい部分をなぞってなじませていく。
それ以外にも、被写体の肌を「明るく、さわやかな印象の肌」に補正する動画もあり、クイックマスクモードを使った補正によって、赤みがかって写ってしまった状態を改善する方法も公開されている。