フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、10月度の新車登録台数が4,063台となり、10月単月として7年ぶりに4,000台を突破したと発表した。10月1日から発売された「up!」の人気が原動力となった。
同社の10月の新車登録台数は前年同月比で5.2%増、純輸入車マーケットにおけるシェアも9月に比べて7.2ポイント増加し、26.3%となった。この躍進の原動力となったのが「up!」で、登録台数4,063台のうち、じつに1,599台を「up!」が占めた。
フォルクスワーゲンで最もコンパクトなモデルである「up!」は燃費性能に優れ、車両価格も国産のコンパクトカーや軽自動車と競合しうるレベルに抑えられており、発売前から注目を集めていた。販売開始とともに国産車からの乗り換え需要も含めて爆発的な人気となり、発売開始から4週間での受注は4,000台に達した。
「up!」は大規模なデビューフェアをはじめ、さまざまなキャンペーンを展開し、現在も「up!」デビューキャラバン「Sing! up! Music」を実施中。また、今月20日には「クロストゥーラン」が販売開始するなど、同社のニューモデル攻勢は今後も続く。さらに、ポロ、シャラン、ゴルフ トゥーランなどに0.99%という低金利の残価設定型ローン「ソリューションズ」を期間限定で実施するほか、さまざまな販売促進策を展開する予定だ。