パナソニック サイクルテックは11月6日、電動アシスト自転車「ビビ・DX」「ビビ・EX」「ビビスタイル・DX」「ビビ・EX・シティ」「ビビ・DX・シティ」の新モデルを発表した。いずれも発売は12月3日で、希望小売価格は、ビビ・DXが109,000円、ビビ・EXが135,000円、ビビスタイル・DXが112,000円、ビビ・EX・シティが135,000円、ビビ・DX・シティが111,000円となっている。

パナソニック サイクルテックで売れ筋No.1の「ビビ・DX」。新モデルではバッテリー容量が8.9Ahに増えている

ビビ・DXは同社の電動アシスト自転車の売れ筋No.1で、スタンダードなU字形フレームモデル。ビビ・EXはビビ・DXをベースに、さらに大容量のバッテリーを搭載し走行距離を伸ばしたモデルで、ビビスタイル・DXはビビ・DXをベースに、フレームと同色塗装のリアキャリアやファッショナブルなフロントバスケットなどを装備したモデル。ビビ・EX・シティとビビ・DX・シティはスタッガード形のフレームを採用するモデルで、ビビ・EX・シティでは13.2Ahの大容量バッテリーが採用されている。

13.2Ahの大容量バッテリーを採用する「ビビ・EX」

ファッショナブルな「ビビスタイル・DX」

スタッガード形のフレームを採用する「ビビ・EX・シティ」(左)と「ビビ・DX・シティ」(右)

新モデルは従来モデルに比べて、バッテリー容量が増強された。ビビ・DX系は従来モデルで容量8Ahのバッテリーを採用していたが、新モデルでは8.9Ahになり、ビビ・EX系では従来12Ahだったものが13.2Ahへと向上し、いずれも10%の容量アップとなっている。

走行距離は、ビビ・DXの系の場合がパワーモードで約30km、オートマチックモードで約36kmで、ビビ・EX系の場合がパワーモードで約46km、オートマチックモードで約52kmだ。

新たにWセンサーシステムも採用されている。従来は、トルクセンサーのみでモーターの回転数を制御していたが、新モデルでは走行スピードを感知するホイールセンサーを新たに追加。軽いギアでの中高速域のアシスト力がアップした。

消費カロリー表示機能も付いた「エコナビ液晶スイッチ」

「エコナビ液晶スイッチ」には、走行状態から算出した消費カロリー表示する機能を追加。また、全車種とも、自動で点灯/消灯するLEDオートライトを装備している。

ビビ・DXとビビ・EXは24インチ/26インチの2種類の車輪サイズが用意される。ビビスタイル・DXの車輪サイズは26インチ、ビビ・EX・シティとビビ・DX・シティの車輪サイズは27インチだ。変速機は、いずれも内装3段を搭載している。