みずほコーポレート銀行は6日、国内の太陽光発電事業者を支援することを目的に、太陽光発電事業を投資対象とするファンドを通して、総額50億円のエクイティ投資を行うことを決定した。
同ファンドの運営は、みずほフィナンシャルグループの傘下会社が新たに設立するみずほメガソーラーファンドが行う。
国内の太陽光発電事業は、経済産業省により制定された電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づく固定価格買取制度の導入により、今後ますます事業者の増加が見込まれる。このような環境下、みずほとしては、太陽光発電事業におけるフロントランナーとして、数多くの案件に携わってきた知見を活かし、事業者のエクイティニーズに応えていくという。
同行は、同ファンド投資に加えて、長年に亘って蓄積されたプロジェクトファイナンスのノウハウなどを活用することで、みずほ銀行や地域金融機関とも連携しながら太陽光発電事業の育成をサポートしていく。金融の立場から我が国エネルギー政策における再生可能エネルギー分野の重要性を強く認識し、引き続き環境ビジネスへの取り組みを積極的に進めていくとしている。
ファンドの概要
名称
- みずほメガソーラーファンド匿名組合
ファンド規模
- 50億円程度(みずほコーポレート銀行が50億円出資)
ファンド運営会社
- みずほメガソーラーファンド
投資対象
- 国内太陽光発電事業
ファンド組成予定日
- 2012年11月(関連当局への届出を前提)