Microsoftは11月6日(現地時間)、自社のブログでインスタントメッセージサービスを、従来のWindows Live MessengerからSkypeへ移行させることを正式に発表した。数カ月の内にWindows Live Messengerサービスを終了するため、ユーザーにはSkypeへの移行をうながしている。
同社のBrian Hall(ブライアン・ホール)氏は、「多くのユーザーがメッセンジャーを愛してくれていることは知っているが、Skypeはより良い体験と強力なネットワークを提供することを確認している」と述べている。Windows Live Messengerの前身であるWindows Messengerのファーストリリースは、Windows XPの付属版であったことを踏まえると、同メッセージサービスは12年の歴史に幕を下ろしたことになる。
この発表により、Skypeのブログでは、デスクトップアプリ版Skype 6.0の機能を紹介。また、Windowsストアアプリ版Skypeも先日述べたように既に公開されている。最新版では、Skype IDだけでなくMicrosoftアカウントやFacebookのアカウントによるサインインが可能。なお、Skypeは2011年10月13日に85億ドルでMicrosoftに買収されている。