情報流通支援サービスのオークネットは、全国の男女1,692人を対象に、インターネット上で「ブランド品の購入・処分について」のアンケートを実施。回答者の8割以上がブランド品を購入、もしくはもらったことがあり、不要になっても65%以上が自宅に保管したままであることが明らかになった。調査期間は10月4日から10月22日。
「(新品・中古品問わず)ブランド品を購入、もしくは人からもらったことがありますか?」と尋ねたところ、回答者全体の81.8%が購入もしくはもらったことがあると回答した。特に女性では、その割合は90.0%にのぼり、男性の70.2%を大きく上回った。
「ブランド品を購入する際に、最も重要視するポイントは?」という質問では、「デザインや外見(34.8%)」が最も高く、次いで「好きなブランド(20.9%)」、「真贋(しんがん)(18.3%)」となった。
また、「所持しているブランド品の種類について、当てはまるものは?」という質問では、「バッグ・ポーチ(男性35.5%・女性80.8%)」、「貴金属・アクセサリー(同13.9%・38.2%)」、「香水・化粧品類(同14.9%・37.9%)」となり、女性が男性を大きく上回った。しかし一方で、「時計(同60.2%・40.6%)」については男性が上回り、性別差があらわれる結果となった。
さらに、「不要となったブランド品の処分方法は?」という質問をしたところ、「自宅に置いたまま」とする回答者が65.4%を占め、「売却・換金する」とした回答者は26.0%にとどまった。
なお、「売却・換金方法として、最もよく利用する方法は?」という質問では、「買い取り専門店へ持ち込む(73.1%)」が大半を占め、次に「ネットオークションへ出品する(21.7%)」が続いた。
買い取り専門店にて売却した回答者のうち、48.3%は「他で高く売れることが分かった時に後悔した」と回答したことから、同社では、「買い取り専門店においては、さらに適正な買い取り価格の算出を行うことで顧客の満足度を向上させ、リピーターの確保につながるのでは」と分析している。