12月5日にリリースされるトリビュート・アルバム『FINAL FANTASY TRIBUTE~Thanks~』へ、新たに手嶌葵とDE DE MOUSEの2人が参加することが発表された。
本作は、今年9月に渋谷ヒカリエで開催された『ファイナルファンタジー』シリーズの生誕25周年イベント『FINAL FANTASY展』にて発表された、FFシリーズ初のトリビュート・アルバム。同イベントでは、東京スカパラダイスオーケストラが第1弾アーティストとして発表されるとともに、『FF』シリーズのオープニング曲「メインテーマ」や「チョコボのテーマ」「勝利」といったスカパラ流のアレンジでシークレット・ライブが行われ大きな話題となった。
すでに、→Pia-no-jaC←、DAISHI DANCE、栗コーダーカルテット、Serph、グッドラックヘイワ、mudy on the 昨晩といったジャンルにとらわれない多彩なアーティストが名を連ねている本作だが、これまで空白だった最後のアーティストは、手嶌葵&DE DE MOUSEに決定。手嶌は、ジブリ映画の『ゲド戦記』(2006年作)や『コクリコ坂から』(2011年作)の主題歌、菅野よう子とのコラボレーション曲などで知られ、DE DE MOUSEは木村カエラやフルカワミキといったアーティストのリミックスから、作曲、アレンジ、プログラミング、ミックスなど全てひとりでこなすトラックメイカーであり、国内外のフェスへ多数出演し、活躍している。ちなみにDE DE MOUSEが2010年にリリースした3rdアルバム『A journey to freedom』では、CDジャケット、PVのイラストは『ファイナルファンタジーXII』、『ファイナルファンタジータクティクス』、『伝説のオウガバトル』などのゲームを手がけてきた吉田明彦がデザインしており、『FF』シリーズとの繋がりも深い。
そして本作のCDジャケットは、『FF』シリーズ創世記を手がけてきた「ドット絵の匠」こと渋谷員子が担当。。『FFI』~『FFVI』までのキャラクターやモンスター、背景など多岐にわたるドット絵やデザインを担当し、とりわけキャラクターはユーザー間で「チビキャラ」と呼ばれる数多くの魅力的なグラフィックを描いた彼女が、「チビキャラ」ではなくなった『FFIIV』以降のキャラクターのドット絵にも挑戦。『FF』シリーズ25周年を飾るに相応しいプレミアムなジャケットを完成させた。公開されたデザインを見ると、クラウドやセフィロス、スコール、さらには敵キャラクターのギルガメッシュといったキャラクターも確認できる。
なお、本作の初回購入特典としては、TOWER RECORDまたはヴィレッジ・ヴァンガードで購入すると先着でボーナスディスク「RARE SQ」(9曲収録予定)が、HMVで購入すると先着でドット絵仕様のステッカーシートがプレゼントされる。
■『FINAL FANTASY TRIBUTE~Thanks~』参加アーティスト
東京スカパラダイスオーケストラ、→Pia-no-jaC←、Drakskip、Kenmochi Hidefumi、DAISHI DANCE、栗コーダーカルテット、NOISIAVISION feat. REXER、Sword of the Far East、millstones、So many tears、Serph、ぺさま、Calla Soiled、AVTechNO!、ALLY BAND、SPANOVA、jizue、Schroeder-Headz、グッドラックヘイワ、JABBERLOOP、mudy on the 昨晩、Nabowa、Open Reel Ensemble、25th Anniversary FAN-CHESTRA、手嶌葵 & DEDE MOUSE(順不同)