自動車用シート、内装部品を手がけるテイ・エス テックは30日、「座る」についてさまざまな角度から検証する独自主催イベント「"座"フォーラム -『座る』を極める-」をCOREDO室町にて開催する。
同社は12カ国64拠点から、自動車用シートや内装部品などを世界に供給する国内最大級のシステムサプライヤー。「"座"フォーラム」は同社の創立50周年記念事業として昨年からスタートした独自主催イベントだ。昨年は社内イベントとして開催したが、今年は「座る」を考える場として、同社初の一般公開フォーラムでの開催となる。
フォーラムの第1部では、同社の「座」への取り組みを紹介するとともに、若手社員による研究会「座ラボ」が研究成果を発表。「座ラボ」はさまざまな部署から若手社員が集まり、「座る」を1から議論し、もっと快適な「座る」を追い求め、研究しているという。今回は小型化が進む昨今の車に合わせた、これからの車内空間のあり方を「最小空間の最大快適」と題してプレゼンテーションする。
第2部では特別トークセッションとして、プロダクトデザイナーの山中俊治氏をはじめ、脳科学者の澤口俊之氏、放送作家・脚本家の小山薫堂氏、カーライフ・エッセイストの吉田由美氏、コンセプターの坂井直樹氏といった多方面の専門家が未来の「座る」を探っていく。同イベントの参加は無料で、事前申し込みが必要。開始は11月30日14:00から。