今年で4回目となるクラシックカーラリーイベント「RALLY NIPPON 2012」が11月3~6日の日程で開催される。約80台のクラシックカーが1都1府8県、約1,000kmを走破する。
このラリーは2009年に初めて開催された。日本中に点在する世界遺産や文化遺産をクラシックカーでつなぎ、歴史や文化、この国の美しさを国内外に発信することを目的とした他に類を見ないイベントとして、2011年度には観光庁の後援も受けている。
第4回目となる今回は、これまでの東京からスタートするコースとは逆に、京都からスタートして東京をめざす。約80台のクラシックカーが京都の上賀茂神社をスタートし、近畿、北陸、関東の1都1府8県、約1,000kmの道のりを4日間かけて走行。各地で多くの観光客や地域の人々と触れ合いながら、ゴールである東京・靖国神社をめざす。
ラリーニッポンの運営の一部を、東京大学と関東工業自動車大学校で構成される「海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト2013」がサポート。同プロジェクトの目的である海外ヒストリックラリー参戦に向けたテストドライブ、資金集めのためのプレゼンテーションの場を提供するなどの連携をすることで、大学教育の一端も担う。
コーススケジュールはファンサイトで公開されており、誰でも沿道での観戦などラリーを楽しむことができる。多くのファンからのツイートや写真投稿も募集している。