小田急交通グループ2社は16日より、新たに小田急ロマンスカー・VSEデザインのハイブリッド車両「小田急交通VSEタクシー」を導入する。東京23区などのエリアに5台を配備し、これを記念したキャンペーンも実施する。
これまで同社では、ロマンスカー・SEをデザインした車両外観を特徴としてタクシーサービスを提供してきた。今回、環境性能に優れたハイブリッド車両を導入するにあたり、外観デザインを一新。現在の小田急電鉄のフラッグシップトレインであるロマンスカー・VSEのデザインを取り入れた。この新車両は東京23区内、武蔵野市・三鷹市、町田・多摩エリアに合計5台が配備される。
新デザインはロマンスカー・VSEをイメージしたオレンジ色のラインをあしらい、小田急のイメージカラーであるブルーのラインをアクセントに加えている。内装もロマンスカーの雰囲気を伝える落ち着いた仕様としている。これらのデザインは、ロマンスカー・VSEのデザインも手がけた「岡部憲明アーキテクチャーネットワーク」が担当している。
この車両の導入を記念したキャンペーンも同時に開催される。11月16日から2013年2月15日までの期間、小田急交通グループのタクシーを利用した際の領収書3,000円分を一口として応募でき、応募者から抽選で合計212名に、「小田急 山のホテル」または「小田急 ホテルはつはな」平日限定ペア宿泊券などの賞品が当たる。