ロブ・ライナー監督、久々のスリラー復帰作はM・スコセッシ的作風になる?

俳優のハリソン・フォードとザック・エフロンが、ロブ・ライナー監督の新作スリラー『ユー・ビロング・トゥー・ミー』で共演する可能性があるという。

ロブ監督にとって1990年の『ミザリー』以来のスリラー復帰作となる本作だが、ハリソンは、自身の女性患者が自殺したことにより苦悩する精神病医の役を、一方のザックは女性患者の兄弟ジェームズ役を演じる見込み。精神病医はジェームズと親しくなるものの、ジェームズは彼の妻や娘までも誘惑するようになり、かえって問題が複雑に絡まり合うというサスペンス作品であり、ロバート・デ・ニーロが怪演を見せた1992年のマーティン・スコセッシ監督作品『ケープ・フィアー』に似た作風になるらしい。

リチャード・ルイス、マーク・ダモン、ロブの製作パートナーでもあるアラン・グライスマンらがプロデューサーを務める本作は、来年の3月にもクランクイン予定。また本作は、フォーサイト・アンリミテッド社が製作を担当するが、今週サンタモニカで開催中のアメリカン・フィルム・マーケットで配給先を探している。

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