みずほ銀行は、みずほダイレクト[インターネットバンキング]にログインした後に、「合言葉に対する質問(選択)」「合言葉」「第2暗証番号(6桁すべて)」を入力させようとする不正なポップアップ画面が表示されるという事例に関し、この事象が要因と疑われる不正出金が発生していることを明らかにした。

第三者がどのような手法で顧客個人情報を不正に入手したかについては現在確認中。同行では、顧客のパソコンがウィルスに感染することなどにより、このようなポップアップ画面が表示された可能性があるとしている。

「みずほダイレクト」では、「第2暗証番号」の6桁を同時に入力してもらうことや、一度登録した「合言葉に対する質問」の選択や入力を同行から再び依頼することはない。また、「みずほダイレクト」にログインした直後に自動的にポップアップ画面が表示されることもない。

万が一、「みずほダイレクト」へのログイン直後にポップアップ画面が表示された場合は、ウィルスなどによって、既にログインパスワードなどの他の個人情報が第三者に読み取られている可能性がある。同行では、直ちにパソコンの利用を中止し、みずほダイレクトヘルプデスクまで連絡するよう呼びかけている。「みずほダイレクト」の利用停止登録などの手続きを取る。

また、不正出金などを確認した場合も、直ちにみずほ銀行に連絡するよう要請している。