JR九州は、12月2日より開催される「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」に合わせ、全車指定席の臨時列車「水戸岡鋭治の幸福な臨時列車」を限定運行する。

『水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)臨時列車』走行イメージ

同列車は「SL人吉」に使用される50系客車3両とディーゼル機関車による編成で、鹿児島本線の博多~門司港間を1日1往復運行。陣原~門司間では、通常は貨物列車しか運転しない貨物線を走行するという。運行にあたり、水戸岡鋭治氏がデザインしたヘッドマークを掲出。車内では記念乗車証の配布や九州の観光列車グッズの販売などを行う。

運転日は、12月2・8・9・15・16日および2013年1月12~14日。きっぷは乗車日の1カ月前より、全国の駅のみどりの窓口や旅行会社の窓口で発売する。臨時列車は全席指定のため、乗車区間の通常運賃のほかに指定席料金が必要。なお、臨時列車の乗車を行程に含んだ旅行ツアー商品「貨物線(鹿児島本線)を行く! 水戸岡鋭治の幸福しあわせな臨時列車 乗車の旅」も企画しているとのこと。

「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」は、12月2日から2013年1月14日まで、JR博多シティのJR九州ホールにて開催。JR九州のデザイン顧問でもあるデザイナー、水戸岡鋭治氏が手がけた車両や駅の数々を映像やパネル・模型などで展示し、「水戸岡デザイン」の真髄を探る。入場料は大人1,000円、中高生800円、小学生200円。