ジョディ・フォスターが、2013年に開催される第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式で生涯功労賞(セシル・B・デミル賞)を受賞することが明らかとなった。
同アワードを主催するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が、過去にはアル・パチーノやロバート・デ・ ニーロ、モーガン・フリーマン、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシなど映画界の重鎮たちに授与してきた生涯功労賞を49歳のジョ ディに捧げる理由は、ジョディが「今まで計り知れないほどの成功を収めてきたマルチタレントな女性で、今後のキャリアでも活躍が期待できる」からだという。
HFPAのアイダ・タクラ・オ・ライリー会長は声明で「ジョディの野心とその溢れる才能、そして優雅さは、この業界の若手アーティスト達の先駆的存在 です。彼女は本当に唯一無二の存在」とジョディを大絶賛。今回のジョディの受賞は、1日に、2002年の『パニック・ルーム』で母娘役として共演したクリステン・スチュワートとサイモン・ベイカーによって、ビバリー・ヒルズ・ホテルで発表された。
ジョディは3歳の頃からステージママに付き添われてテレビの広告などに出演し始め、13歳の時に『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロと共 演して、幼い売春婦のアイリス役という難役をこなした。子役から脱皮した後は、レイプ事件の被害者を演じた『告発の行方』、そして猟奇事件に挑むFBI捜 査官に扮した『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー主演女優賞を受賞している。さらにこれまでのキャリアで40以上の作品に出演してきたジョディは監督、プロデューサーとしても活躍している。
ティナ・フェイとエイミー・ポーラーがホストを務める第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式は来年の1月13日に開催される。
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