キャラクター商品の企画開発、商品化権許諾等を行う日本アニメーションは、同社がアニメーション・シリーズの企画制作を担い、版権管理をしている「ちびまる子ちゃん」が、警視庁が実施する振り込め詐欺の被害を防止するための広報啓発活動に起用されたと発表。その活動に、まる子の祖父・友蔵が振り込め詐欺について詠む「友蔵 心の俳句」が登場するという。
警視庁では、11月1日から11月30日を振り込め詐欺被害防止対策の強化月間としている。
振り込め詐欺の被害を防止するためには、被害者の大半を占める高齢者に、人ごとではないことを認識してもらうことが重要だ。また、その子ども世代(30代、40代)にも、両親が振り込め詐欺の被害にあう恐れがあることを強く認識してもらい、家族ぐるみで被害防止意識を高めてもらう必要がある。
そこで、警視庁では、幅広い層に認知されている「ちびまる子ちゃん」の人気キャラクターである友蔵を起用。被害を防止するためのポイントが盛り込まれた内容の「友蔵 心の俳句」で注意喚起していくという。
活動では、11月初めより、電鉄各社・一部路線の車内モニターにて、「友蔵 心の俳句」を使用したCMを放映。バス会社の一部路線では、バス車両に「友蔵 心の俳句」やさくら家のメンバーなどがデザインされたラッピングバスが運行される。
なお、電鉄でのCMの放映予定は11月5日から12月2日、ラッピングバスの運行は11月1日から12月31日まで。CMは15秒バージョン(電鉄で放映)と、30秒バージョン(警視庁ホームページ「動画ライブラリー」、そのほかで公開)があるとのこと。詳細は同社の公式ホームページにて。
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