男性向け増毛製品の製造、販売、アフターフォローなどを行っているスヴェンソンは、同社が運営する薄毛(うすげ)専門のヘアサロンの「スヴェンソン」で、11月1日より樹脂製のとめ具を使ったカツラを新発売した。
一般的な「カツラ」は、製品の内側に金属製のとめ具が施されており、櫛(くし)状になった部分を自毛に絡め、ヘアピンのようにとめる方式で着脱される。
これは、頭皮に常に金属を密着させているのと同じ状況となり、「空港の金属探知機で引っかかってしまい、カツラ使用者だと周囲にばれてしまった」、「金属アレルギーがあるので、とめ具が頭皮に当たる部分がただれてしまった」、「ぬれた毛にはとまりづらかったり、1日に何度もとめ直しをしなければならなかった」など、カツラ使用者にとって悩みの種になることもあったという。
同製品のとめ具では「プラコネクト」という樹脂を使用。金属性カツラより1.4倍の固着力を発揮し、とめ直しが減るという。
また、増毛部分に金属がないため、金属探知機で反応することがなく、金属アレルギーを持った人でも使用することができるとのこと。
なお、契約、購入は同スタジオ全国25店舗にて。詳細は公式ホームページ「増毛ネット」で確認することができる。