JR東日本盛岡支社はこのほど、東日本大震災の影響により不通となっている大船渡線気仙沼～盛間で運行している路線バスを11月10日より増便させると発表した。

大船渡線気仙沼駅(写真左)と盛駅(同右)。ともに写真は2006年撮影

同区間ではBRT(バス高速輸送システム)による仮復旧の準備が進められており、2013年春の運行開始をめざしている。今回の路線バス増便に関しては、BRT運行開始までの期間の代替輸送の充実を図るのが目的だという。

増便となるのは、岩手県交通が運行している「大船渡 一関線」の一部区間(サンリアSC前～気仙沼駅前間)で、上下各2便ずつが増便となり、同区間は現在の上下各4便から各6便体制となる。なお、同日よりJR鹿折唐桑駅に対応する停留所として、「鹿折駅前」「東陵高校前」が代替路線バスに追加される。